《言語理解》の指標得点で見る得意と不得意
言語理解(VCI)の指標得点ではかれる能力は、その名の通り、言葉の力です。
言葉を理解する力、言葉で考える力、語彙力などが強かったり弱かったり・・・ということになります。
言語理解(VCI)の力が低いと、やはり言葉そのものが弱いので、
- 話を聞いて言葉の意味を理解することが難しい
- 文章を読んで言葉の意味を理解することが難しい
- 言葉で考えることが難しい
- 話して言葉で伝えることが難しい
- 書いて言葉で表現することが難しい
といった困難さが出てきます。
つまり、授業中も先生の話が理解しきれなかったり、算数や国語の読解が苦手だったり、作文で苦労したりといった感じです。
この場合は、読書(絵本や図鑑、マンガなどでも可)で語彙を増やしたり、SST(ソーシャルスキルトレーニング)などで常識的なことを学んでいくことで、すこしずつ補っていくといいと思います。