ストレスに気付き、それを対処しようとする意識をもつ
前回の記事(ストレスコーピング①)はこちら ↓
前回の記事では、「ストレスコーピングは気軽に手軽にできるものがいいですね。」というお話をし、レパートリーも多いに越したことはないので、「できたら100個を目標にコーピングを考えて書き出してみましょう」という宿題をお出ししました。
さて、みなさん、書き出してみましたか?
さすがに100個は難しかったかしら? まずは10個や20個でもいいですよ。 徐々に増やしていきましょう!
では、この書き出したコーピングをどのように使うかですが、ストレスフルな(ストレスがかかった)状況が起こった時に、書き出したコーピングの中で、一つ、あるいはいくつかを選択して使用します。 意外と当たり前で普通ですね。
しかし、ストレスが大きければ大きいほど、または普段からストレスに対処することを意識してこなかった人や、育ちなどの関係でそれが許されなかった人にとっては、思った以上に難しかったりします。
まずは『ストレスに気付ける』ということが大切になってきます。 ストレスに気付けないとどうまずいのか、どうなってしまうのかはこちら ↓ の記事に書いてありますので参考になさってくださいね。
ストレスに気づけない子どもが抱えるリスク
では、ストレスが大きすぎたり、今までストレスに対処することを意識してこなかった人は、どうやってストレスコーピングを使うか、ということになりますが、
慣れるまで、ノートなどに書いたコーピングの一覧を持ち歩いて、ストレスフルな状況の時にその中から選ぶようにすると良いでしょう。
選べなければ、上から順番に試してみるのもOK。 目をつぶって指で触ったものをランダムにチョイスしてもOK。
とりあえず、書いたものを常に見られるようにしておくと良いですね。
最後に、私が書いたコーピングの一覧(ざっと80個くらい)を載せておくので、何を書いたら良いか分からない方は、参考になさってください。
大分くだらないことも書いていますが、そんなもんです(笑)。 実行可能かどうかは別として、気軽に考えてみてください。
注意事項としては、『自分も他人も誰のことも傷付けない』内容、ということだけです。
次回は、ちょっとゲーム感覚でできるストレスコーピングの方法をご紹介しますね。